清春率いるバンドSADSがかっこいい。といっても今回話していきたいのは、2010年に再始動した新生SADSについて。もちろん『TOKYO』『sandy』『忘却の空』など代表曲とする昔のSADSも良い。でも今はそれ以上に新SADSばっかり聴いている。
1番やっぱりそのサウンド。『EVIL』『WASTED』など疾走感がありつつも、ヘビィでハードなそのサウンド。まさに破壊的。破壊的なんだけど、ただうるさいだけでなく、どことなくメロディアスさもある。清春が理想とするロックは、まさにここにある。清春のロックに対する真剣な想いが、ヒシヒシと感じる。
そしてそのサウンドを作り出しているメンバーにも焦点を当てたい。新生SADSがかっこいいのは、ギターのK-A-Zと、ドラムのGOの御二方のおかげといっても過言ではない。清春は、本当に素晴らしいメンバーを抜擢しましたね。本気のヘビィロックは、「百見は、一聴に如かず」。とにかく聴いてみて欲しい。
そして最後は清春。徹底したロックに対する姿勢に、激しくもどこか聴きやすいメロディ。そして歌い方が、また最高にロック。こんな風に歌えるようになりたい。
新SADSは、2018年に再度活動休止に入ってしまったが、「日本のロックもかっこいいよな」
そう思わせてくれる。今日書いたことがそのまんまアルバム『THE 7 DEADLY SINS』『LESSON 2』のレビューとなる。激しく攻撃的、破壊的なロックを求めている方は、この2枚をおすすめしたい。
ベース クボタケイスケに代わり、YUTAROが加入してからのアルバム『FALLING』はまた毛色が違うので、別の機会にレビューします((ヾ(・д・。)フリフリ